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アルミニウムの特徴

アルミニウムの軌跡は栗山の軌跡でもある。

1894年(明治27年)、輸入されたアルミ地金から日本で初めてのアルミ製品が作られました。これに端を発した日本のアルミ産業は、1934年(明治9年)国内で初めてのアルミの地金の生産を経て、おもに軍需製品を中心に急速に発展しました。そして戦後、アルミ産業が平和産業として新たなスタートを切ってからおよそ60年が過ぎようとしています。この間、アルミ産業は日本の経済成長とともに順調な発展を遂げ、今では輸送、建築、食品、日用品、機械などの分野に用途の幅を広げ、わが国でのアルミ総需要は年間およそ400万トンに達しています。このように急速にアルミニウムが使われるようになった大きな理由は、軽くて強い、錆びにくいといった数々の特性を持っていることです。さらに、「軽くて加工がしやすい」「無害でリサイクルできる」などのように、個々の特性を組み合わせた複合特性を持つ材料として多くの製品に採用されてきたことや、また高度化、多様化するニーズに対して新技術の開発が進められたことも、アルミニウムのフィールドの拡大に貢献してきました。このような特長を生かして特に最近では、今までになかった新しい用途にも採用されるようになり、アルミニウムの世界はますます大きく広がっています。社会や産業とともに発展し、また私たちの生活レベルの向上に貢献してきています。

アルミニウムのおもな特長

軽い

アルミニウムの比重は、約2.7で、鉄(7.9)や銅(8.9)に比べると約1/3の軽さです。
時代の求める「軽量化」、「省エネルギー」を実現する主役として、いまアルミニウムは大きな役割を果たしています。

強いアルミニウム合金

合金の種類、調質によって引張強度は7~60kg/㎜²と変化させることができますので、用途に合わせて選べます。また、普通、極低温になると強度が増す低温特性をそなえていますので、液化ガスや宇宙開発にはなくてはならない材料です。

すぐれた耐食性

アルミニウムは空気中で自然に酸化しやすく、表面に耐食性のよい酸化アルミニウムの皮膜を作る、自己腐食防止作用があります。また、強度と耐食性にすぐれたアルミニウム合金は、船舶や構造材として広く使用されています。

電気をよく通す

電気伝導率は銅の約60%。しかも重量が約1/3なので、同じ重さの銅にくらべ2倍もの電気を通すことができます。送電線に使用すれば鉄塔の間隔を長くでき有利です。このため銅に代わり送電ケーブル、配電線などにも活躍しています。

仕上げが美しい

素地のままでも美しいアルミニウムは、塗装をはじめ、自然発色や電解発色によって多彩な色をつけることができます。

自由自在に加工できる

アルミニウムは加工性がきわめてすぐれていますので、さまざまな形状のものを作ることができ、アルミニウム独特の押出工法で、複雑な形状のものでも自由につくり出せます。

毒性がない

アルミニウムは無公害、無臭で衛生的なため湯わかし器や食品関係でも多く使用されています。万一なんらかの化学作用で金属が流出したり、化合物を作ったとしても、重金属のように人体を害したり、土壌をいためたりしません。

再生しやすい

スクラップの再生が他の金属にくらべ非常に経済的におこなえますので、資源の有効活用、廃棄物公害防止にも役立っています。


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